どうも、とりっぴー東堂です。
絵の練習方法として、「丸を描く」というものがあるのをご存知でしょうか?
私も10年前に、その話を聞いたことがありました。

それから僕は、一心不乱に丸を描き続けました。たまに飽きるのでカービィを描いたりました。
でも、1ヶ月くらいしたあたりで気づきました。

そうです・・・「絵の上達」と「丸を描く」こと。
この二つには、なんの関係性もありませんでした。
「丸を描く練習」ってなんですか?

ちゃんとした出処は不明なので、明言は避けますが、プロはフリーハンドで正円を描ける、みたいな話があったそうです (だいぶ濁した表現してます)
また、「輪郭や髪の毛など人体は、直線ではなく曲線であるため、丸を描けるというのは重要である」という論調もありました。
なんとなーく言いたいことはわかりますよね。
じゃあ、効果あるの?

個人的には、効果はないと思います。
人体描くなら、人体描く練習するのが一番です。
確かに、曲線を描く練習にはなりました。
でもこれって、わざわざ「丸を描く」ことで習熟する必要はあるのでしょうか?
みなさんは、曲線が上手くなりたいのではなく、「絵が上手くなりたい」わけですからね。
絵の上達のための練習方法としては、不十分だと思います。
「丸を描けるようになる」ためであれば効果あり

とはいえ、じゃあなんの意味もないのかと言われると、そんなことはないと思います。
「丸を描く練習」なのですから、「丸を描けるようになりたい」という目的があるのであれば、効果はあると思います。
円柱や円形の飾りなど、小物などを描く際に役立つと思います。
ただ、基本的にペイントソフトは、『曲線ツール』や『描画ツール』で円を描くことは可能なので、正円を描けるようになるまで練習する必要はないと思います。
また、絵を描く前の準備運動としてもいいかもしれません。
まとめ:「丸を描く」ことは、「丸を描けるようになる」ためです。
「丸を描く」ことに、絵を上達させるための価値はあまりないです。
準備運動や、「丸を描けるようになる」という目標のためであれば、いいと思います。
「丸を描く」ことの意味を間違えないようにしましょう。