どうも、とりっぴー東堂です。
SNSをしていると、たまにこういう言葉を見かけます。


私自身、そう考えてしまうことはありました。
しかし、あることに気づいて、意識しながら絵を描いていたら、
有償での依頼を頂けるレベルまで上達することができました。
この経験を踏まえ、お話ししていこうと思います。
そして、この記事を見ていただけると、下記の点に気付けると思います。
- 絵が上手くなるのに才能は必要ない
- 最初からプロのように描ける人はいない
- 昔から描いていなくても問題ない
ないない尽くしです。
絵が上手くなるのに才能は必要ない
この言葉、おそらくプロの人は口を揃えて言うと思います。
なんだったら「自分には特別な才能はない」とも言うと思います。

そう言いたくなりますよね。
ですが、多くの方は、本気でそう思っていますし、そういう方々ほど、
自分なりに考えた末のロジックを持っていました。
例えば、「影にリアリティを持たせたい」と目標を立てた場合、
影の描き方が上手い人のイラスト(またはフィギュアなど)を観察し、下記のように考えたりします。
- 筋肉が出っ張っている部分は光が当たり、くぼんでいるこの部分には影が入る
- 光が当たっている部分のすぐ横の影は濃くて、離れるほど影がぼやける
- ただ、人体的にこの部分は筋肉がこう繋がっているため、ここが盛り上がるから、ここには影が入らな
ざっくりとこんな感じです。
(ピンとこない人は、肘を伸ばした時にできるくぼみを見ながら、考えてみてください)
最近は、プロの方でも、Youtubeなどで【お絵描き配信】や【描き方解説】などの動画をあげています。
その解説などを聞くと、なぜそのように描くのか、例のように説明されていると思います。
観察して、考える
先ほどの例を見て「そのくらい誰でも考える、当たり前のことじゃん」と思った方。
言われてみると、当たり前のことなんです。
ただそれができるかできないかは、才能ではなく、理解をしているか、なのです。
知識として知っているだけではなく、理解することが重要です。
そして、理解するためには、
「観察し、こういうことかな?と考える→描いてみる→出来ているか確認→改善があれば直す」
この手順を何回も行うことで、理解できます。
そして、絵が上手くなります(マジです)
最初からプロのように描ける人はいない
そんな人はいません(マジです)
ただし、最初からある程度描ける、という人はいるかもしれません。
そういう人は、観察力があるからだと思います。
絵が上手い小学生がいる理由
小学生の時、やたら絵が上手い同級生がいませんでしたか?
私の周りにもいました。
私も描いていましたが、全然レベルが違いました。
昔はすごいショックでしたが、今考えると、レベルが違うのも当たり前だなと思います。
下記の例を見てみましょう。
- Aくん:絵を描くのが好きな小学生。
とにかく好きなように絵を描いてきた。 - Bくん:絵を描くのが好きな小学生。
とある漫画家の絵が好きで、こう描きたいと真似して描いてきた。
この両名、どちらの方が絵が上手いでしょう?
当然、Bくんですね。
Bくんは、「好きな漫画家のように絵が描けるようになりたい」という目標があり、
プロの絵を真似して描いてきました。
真似するためには、その絵を観察しなければならない。
つまり、プロとして認められた漫画家の絵を観察して、
似せるにはどう描けばいいか考えながら描いていた、ということです。
上で解説した「観察して、考える」を無意識に行っていたのです。
そりゃ、上手くなりますわ・・・。

お粗末ッ!!!!
昔から描いていなくても問題ない
「じゃあ、今から始めるのは遅いのかな・・・」
そう考えるのは早計です。
30歳から一念発起し、独学でイラストレーターになった方や、漫画家になった方もいらっしゃいます。
(「空中幼彩」、「るなツー」(敬称略)で検索してみてください)
また近年、YoutubeやTwitterなど、情報発信できる環境が増えたことで、
イラストレーターさんが絵の描き方を公開する機会も非常に増えてきました。
絵を描き始め、上達するハードルがぐっと低くなってきています。
まとめ:とりあえず、描きましょう
おさらいです。
- 絵が上手くなるのに才能は必要ない
→観察して、考えて、描くだけ! - 最初からプロのように描ける人はいない
→観察して、考えてきた結果! - 昔から描いていなくても問題ない
→今絵を描くのに優しい環境になってきている!
難しいテクニックとか、覚える必要はありません。
あとは行動するだけです。
この記事を見てくれた人は、多分絵を描くのが、好きな人なんだと思います。
自分の絵、もっと好きになれると思いますよ。
どうも、とりっぴー東堂です。 あなたは、ブログやSNS、Youtubeなどで心惹かれるイラストを見て、「こんな絵が描けるようになってみたい!」と思ったことはありませんか? そして、中にはこのように考えた人も、いるのではないでし[…]